わたしは、むなしい月を持たせられ、 悩みの夜を与えられる。
わたしは嘆きによって疲れ、 夜ごとに涙をもって、わたしのふしどをただよわせ、 わたしのしとねをぬらした。
わたしは日の下で人が行うすべてのわざを見たが、みな空であって風を捕えるようである。
見よ、あなたはわたしの日をつかのまとされました。 わたしの一生はあなたの前では無にひとしいのです。 まことに、すべての人はその盛んな時でも 息にすぎません。〔セラ
「ああ過ぎた年月のようであったらよいのだが、 神がわたしを守ってくださった日のようで あったらよいのだが。
まことに神は今わたしを疲れさせた。 彼はわたしのやからをことごとく荒した。
奴隷が夕暮を慕うように、 雇人がその賃銀を望むように、
彼はわたしのために定めた事をなし遂げられる。 そしてこのような事が多く彼の心にある。
わたしの目は憂いによって衰え、 もろもろのあだのゆえに弱くなった。